この記事では、「慶弔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「慶弔」の正しい読み方は「けいちょう」と「けいきゅう」どちら
「慶弔」の正しい読み方を考えるために、最初に、熟語に使われている漢字の個別の読みを確認しておきます。
「慶」の漢字の音読みは「ケイ・キョウ」で、訓読みは「よろ(こぶ)」です。
また「弔」の漢字の音読みは「チョウ」で訓読みは「とむら(う)」です。
ここから、二つの漢字の音読みを繋げると、「けいちょう」と読むことが出来ます。
しかし、「弔」の漢字に「きゅう」との読みはなく、「けいきゅう」とは読めそうにありません。
さて、「慶弔」の正しい読み方は「けいちょう」と「けいきゅう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「慶弔」の正しい読み方は、「けいちょう」で、「けいきゅう」と読むのは間違いです。
「けいきゅう」と読み間違えるのは、「弔」の漢字を「弓」の漢字と間違えているためだと、思われます。
この「弓」の音読みが「キュウ」なので、こうした間違いが生じるのでしょう。
「慶弔」の言葉を使う場面は、フォーマルな場面なので、間違わぬようにしっかり覚えておきたいものです。
「慶弔」の意味
「慶弔」とは「出産や結婚などの喜ぶべきことと、死などの悲しむべきこと」を意味する言葉です。
人生にとっては、大きな節目となる出来事であり、社会的にも色々な儀礼や配慮がなされることが多く、「慶」と「弔」の二つを組み合わせて、使われるのです。
「慶弔」の言葉の使い方や使われ方
・『この会社は、慶弔関係を大切にしており、有給休暇とは別に、特別休暇が与えられます』
・『男性は慶弔関係の場には、略礼服でネクタイの色だけ変えれば参列でき、ある意味便利です』
まとめ
「慶弔」の正しい読み方は、「けいちょう」で、「けいきゅう」と読むのは間違いです。
また、この「慶弔」とは「出産や結婚などの喜ぶべきことと、死などの悲しむべきこと」を意味する言葉です。