この記事では、「憤慨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「憤慨」の正しい読み方は「ふんがい」と「ふんぎ」どちら
憤慨という漢字表記を目にした人の中には、ふんぎという読み方をする人もいるものです。
確かに憤の漢字には、ふんという読み方が存在しますが、その次の慨の漢字には、ぎという読みは存在しません。
なので憤慨は、ふんぎと読む事は出来ず、ふんがいと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
憤慨は、ふんがいと読むべき言葉です。
というのも憤の漢字はそのまま、ふんという読みがある上に、後に続く慨の漢字にも、がいという読みがあります。
そのため、それら2つの読み方をシンプルに組み合わせる事で憤慨は、ふんがいと読む事が可能です。
「憤慨」の意味
憤慨は、いきどおるや奮い立つといった意味を持っている憤の漢字に、心を揺さぶる思いにより一杯になるといった意味を有する慨の漢字を、合体させる事により成立した言葉となっています。
だからこそ憤慨は、酷く腹を立ててしまう、という意味を表すのです。
「憤慨」の言葉の使い方や使われ方
・『普段温厚な彼も、家族の事を悪く言われ続けた時には、流石に憤慨しました』
・『殺人事件を起こした犯人の身勝手な言い分には、憤慨せざる得ません』
・『注意しても遅刻癖が全然改善しない新入社員に対して、部長が憤慨しています』
まとめ
憤慨の漢字表記を目にして何となく、ふんぎと読む人がいたりします。
ですが慨の漢字には、ぎという読みはなく、憤慨をふんぎと読む事は出来ません。
正しくは、ふんがいと読むべき漢字です。
更にそんな憤慨は、酷く腹を立てる様を表現する際に、用いられる言葉となっています。