この記事では、「手帖」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「手帖」の正しい読み方は「てちょう」と「しゅせん」どちら
「手帖」の正しい読み方を考えるために、最初に
「手帖」で使われている漢字の個別の読みについて確認します。
「手」の漢字の音読みは「シュ」で、訓読みは「て・た」です。
一方の「帖」の漢字の音読みは「チョウ・ジョウ」で、訓読みは「かきもの」です。
ここから、「手」の訓読みの「て」と「帖」の音読みの「ちょう」を繋ぎ、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「てちょう」と読めることが分かります。
また、「手」の音読みは「しゅ」ですが、「帖」には「せん」との読みはなく、「しゅせん」と読むには無理があるように思えます。
さて、「手帖」正しい読み方は「てちょう」と「しゅせん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「手帖」正しい読み方は「てちょう」で、「しゅせん」と読むのは、先に説明した通りで、間違いと言えます。
この間違いは、「帖」を「占」と取り違えたことによる間違いだと思われます。
「手帖」の意味
「手帖」とは、「普段から手もとに置いて、忘備のためにメモを取るための小型のノートのこと」を意味する言葉です。
また「帖」の漢字は常用漢字ではないので、一般的には常用漢字の「帳」に置き換えて、「手帳」と表記されます。
「手帖」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はいつも手帖を持ち歩き、忘れないようにメモしたり、思いついたアイディアを書き留めて、活用しています』
・『手帖には、生徒手帖や母子手帖などのように、多くの人が所持しているものもあります』
・『最近では、手帖を使わずに、代わりにスマホのメモ機能等を活用している人も多い』
まとめ
「手帖」正しい読み方は「てちょう」で、「しゅせん」と読むのは明らかに間違いです。
また、この「手帖」とは、「普段から手もとに置いて、忘備のためにメモを取るための小型のノートのこと」を意味する言葉です。