「扶桑」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「扶桑」の読み方とは? 読み方

「扶桑」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「扶桑」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「扶桑」の正しい読み方は「ふそう」

「扶桑」の正しい読み方は「ふそう」です。

「扶」には「扶養」【ふよう】「扶助」【ふじょ】など「ふ」という読み方があります。

「桑」「桑田」【そうでん】「農桑」【のうそう】など「そう」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ふそう」「扶桑」の正しい読み方です。

「扶桑」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「扶桑」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ふくわ」「ふぐわ」です。

「桑」には「桑酒」【くわざけ】「桑名」【くわな】など「くわ」という読み方のほか「針桑」【はりぐわ】「山桑」【やまぐわ】など「ぐわ」とも読みます。

「扶桑」の正しい読み方は「ふそう」しかありません。

他は全て読み間違いです。

「扶桑」について説明

「扶桑」とは、「中国の伝説で登場する東の果てに生える木」のことです。

はるか東の海に生えるとされる伝説の巨木で、ここから太陽が昇るとされていました。

毎日新たに太陽が昇ることから生命や成長の象徴とされる存在です。

この木が生える国「扶桑国」は東の海に浮かぶ島国とされていたことから日本の別名としても用いられていた歴史があります。

現在は縁起の良さにあやかって会社名や店名などに広く使われています。

「扶桑」の言葉の由来

伝説上の存在なので由来ははっきりしませんが、中国の奇書「山海経」に登場したのが始まりとされています。

モデルとなった植物についてはメタセコイアやトウモロコシ、リュウゼツランなど諸説あります。

まとめ

「扶桑」は会社名としても使われている言葉なので覚えておきましょう。

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