「抵触日」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「抵触日」の読み方とは? 読み方

この記事では、「抵触日」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「抵触日」の正しい読み方

「抵触日」の正しい読み方は「てい・しょく・び」です。

「てい・しょく」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「び」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「日」の訓読みは「ひ」ですが、「び」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「抵触日」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「抵触日」「ていちゅうび」と間違って読まれることがあります。

「抵触日」について説明

「抵触日」とは、「企業における、派遣労働者の受け入れ期間の上限である3年が経過する翌日のこと」という意味です。

2015年の労働者派遣法改正により、派遣社員は同一事務所で3年を超えて勤務することは禁じられています。

一般的には「3年ルール」と呼ばれ、派遣先の企業は派遣会社に「抵触日」を通知します。

「抵触日」が設けられた背景に、派遣社員に正社員と同じ仕事をさせ続けることで、正社員の採用人数を減らす傾向があることが理由のひとつとして挙げられます。

なお、契約を延長したい場合、「抵触日」から3ヶ月と1日が過ぎるまで派遣社員を雇わないことでリセットでき、再契約が可能になります。

「抵触日」の言葉の由来

「抵触日」は漢字の意味から成り立つ語です。

「抵」「ぶつかって張り合う」「突き当たる」「相当する」という意味、「触」「ふ(れる)」とも読み「さわる」「あたる」という意味、「日」「日にち」という意味、「抵触日」「制限日に突きあたる日」になります。

まとめ

今回は「抵触日」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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