「押忍」の読み方と意味とは?「おす」と「おにん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「押忍」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「押忍」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「押忍」の正しい読み方は「おす」と「おにん」どちら

「押忍」「おす」と読み、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来押すの意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「押」の音読みは「おう」、訓読みは「お(す)・お(さえる)」「忍」の音読みは「にん・じん」、訓読みは「しの(ぶ)・しの(ばせる)・むご(い)」ですが、「押忍」と表記する場合「おにん」とは読みません。

正しい読み方の結論

「押忍」の正しい読み方は「おす」です。

「おにん」とは読みません。

「押忍」の意味

「押忍」は、「武道家や応援団などで使われる挨拶の言葉」「若い男性同士で気軽に交わす挨拶の言葉」という意味です。

語源は「おはようございます」という挨拶言葉で、最初の「お」と最後の「す」だけ残して省略した表現です。

戦前に武道を学ぶ学生の間で生まれた若者言葉で、「おはようっす」「おわっす」「おっす」「おす」に変化しました。

武道の精神である「自我を抑える」という意味で「押して忍ぶ」という漢字が当てはめられました。

現在では更に派生して「おっす」「おいっす」などと使われています。

「押忍」の言葉の使い方や使われ方

「押忍」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『応援団に入るとまず大声で「押忍」と言う練習をする』
・『職場に体育会系が多く「押忍」という挨拶が普通になっている』
・『街中で友達からいきなり「押忍」と声を掛けられる』

まとめ

今回は「押忍」の読み方について紹介しました。

「押忍」の正しい読み方は「おす」で、「おにん」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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