人に会うことを謙譲語にした言葉には「拝眉」があります。
この記事では、「拝眉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拝眉」の正しい読み方は「はいび」と「はいまゆ」どちら
「拝眉」の正しい読み方は「はいび」であり、「はいまゆ」とは読みません。
この言葉に使われている「拝」は音読みで「はい」、訓読みは「拝む」で「おがむ」と読みます。
「眉」は音読みで「び」、訓読みは「まゆ」と読みます。
正しい読み方の結論
「拝眉」の正しい読み方は「はいび」であり、「はいまゆ」は間違いです。
「拝眉」の意味
「拝眉」は目上の人や尊敬する人に会うことを謙譲語にした表現です。
眉は目の上にあるということから、「拝眉」は目上の人を尊敬する時や実際に会う時に使います。
「拝眉」は自分の立場をへりくだる時に使う敬語表現であり、「拝」を使った言葉は色々なものがあります。
「拝顔」は相手の顔を拝むという意味であり、人に会う時や面会の時に使います。
「拝啓」は手紙の挨拶として文頭に書く言葉として有名です。
「拝謁」は王様や君主など身分の高い人に面会する時や謁見する時に使う言葉です。
「拝眉」の言葉の使い方や使われ方
・『本日は拝眉の上でご決断いだたき本当に感謝しています』
・『この議題は副社長に拝眉して決めることになりました』
・『詳しい内容は拝眉の上でお話いたしますので、どうかお待ちください』
まとめ
「拝眉」とは目上の人や尊敬する人に会うことを謙譲語にした表現であり、真面目な場面で使う言葉です。
「拝眉」の類義語としては「拝顔」や「拝謁」があり、どちらも相手を敬ったり拝むという点が共通しています。
「拝眉」はビジネスシーンや手紙の文章などに使います。