この記事では、「掌る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「掌る」の正しい読み方は「しょうる」と「つかさどる」どちら
「掌」という漢字は訓読みでは「てのひら」や「たなごころ」、「掌(つかさど)る」と読み、音読みでは「しょう」と読みます。
「掌」の音読みに送り仮名を添えて「掌(しょう)る」と読む用法はないので、「掌る」は「つかさどる」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「掌る」の正しい読み方は「つかさどる」になります。
「掌る」の意味
「掌る」とは、「職務や任務として取り扱う」や「役目としてそのことに当たる」、「支配する」、「管理下に置く」という意味の言葉であり、別の漢字を用いて「司(つかさど)る」とも表記されます。
「掌る」の類義語としては、「職務や任務として取り扱う」や「役目としてそのことに当たる」という意味では「受け持つ」や「請け負う」、「引き受ける」などがあり、「支配する」「管理下に置く」という意味では「統(す)べる」や「統治する」、「制御する」などがあります。
「掌る」の言葉の使い方や使われ方
・『私は元々営業職として働いていたが、現在は施設管理業務を掌っている』
・『徳川家は豊臣政権に取って代わって、日本を掌る将軍家となった』
・『火を掌る神や水を掌る神などは色んな神話に様々な描かれ方をして登場する』
まとめ
・「掌る」の正しい読み方は「つかさどる」になります。
・「掌る」とは、「職務や任務として取り扱う」や「役目としてそのことに当たる」、「支配する」、「管理下に置く」という意味の言葉であり、別の漢字を用いて「司(つかさど)る」とも表記されます。