「探査」という言葉はどのような行為のことで何と読めばいいのでしょうか。
今回は、「探査」の正しい読み方と意味について解説します。
「探査」の正しい読み方は「たんさ」と「さがさ」どちら
「探査」という言葉の読み方をそれぞれの漢字の読み方を当てはめて考えると「たんさ」と「さがさ」の2つが浮かびます。
「たんさ」と「さがさ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「探査」の正しい読み方は「たんさ」です。
「探」には「探歴」【たんれき】「探測」【たんそく】など「たん」という読み方と、「探し当てる」【さがしあてる】「探し出す」【さがしだす】など「さが」という読み方があります。
「査」は「査察」【ささつ】「審査」【しんさ】など「さ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「たんさ」と「さがさ」のうち「探査」の正しい読み方は「たんさ」です。
「探査」の意味
「探査」とは、「探って調べること」を意味する言葉です。
未知のものの内部をうかがうことを「探る」といいます。
「探査」の「査」には分からないことを調べて明らかにするという意味があります。
情報のない未知のものを深くうかがいながら分からない部分を明らかにする行為が「探査」です。
ほとんど情報のない宇宙の星や誰も見たことのない深海など、事前情報がないものを探り少しずつ情報を明らかにしながら調べを進めていく際に用いられる表現です。
「探査」の言葉の使い方や使われ方
・『無人宇宙船で惑星を探査する』
・『深海を探査する船に乗り込む』
・『探査機からデータが送信されてきた』
まとめ
「探査」の正しい読み方は「たんさ」で「さがさ」とは読みません。
未知のものや正体不明のものを調べる行為を表すので使う対象に注意してください。