この記事では、「推算」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「推算」の正しい読み方は「すいさん」と「おすざん」どちら
「推算」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを、チェックします。
「推」の漢字の音読みは「スイ」で、訓読みは「お(す)」です。
また、次の「算」の音読みは「サン」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「かぞ(える)・かず」です。
ここから、単純に二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「すいさん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「おすさん」と読むことが可能で、これが発音を容易にするための音変化の連濁で「さ」が「ざ」に変化したとすると、「おすざん」と読める可能性があることも分かります。
さて、「推算」の正しい読み方は「すいさん」と「おすざん」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「推算」の正しい読み方は「すいさん」で、「おすざん」と読むのは間違いです。
この「推算」の熟語においては、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことになります。
「推算」の意味
「推算」とは、「数量などを、推定によって計算すること」を意味する言葉です。
「推算」の言葉の使い方や使われ方
・『これまでのイベントで、来店してくれたお客様の過去の人数から推算して、今回の来店者を予測しました』
・『来場者を推算して、適切な会場の手当てをすることから、まず準備を始めるべきでしょう』
まとめ
「推算」の正しい読み方は「すいさん」で、「おすざん」と読むのは間違いです。
また、この「推算」とは、「数量などを、推定によって計算すること」を意味する言葉です。