この記事では、「摘む」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「摘む」の正しい読み方は「つむ」と「つまむ」どちら
「摘む」には2つの読み方があります。
1つ目は「つむ」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「つまむ」で、こちらも訓読みです。
「摘」の音読みは「てき」、訓読みは「つ(む)」「つ(まむ)」です。
「つまむ」は常用外の読み方で、一般的に「つむ」と読むことが多くなります。
因みに、音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「摘む」の正しい読み方は「つむ」「つまむ」の2つです。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「摘む」の意味
「摘む」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「つむ」と読む場合、「指先や爪の先ではさんで取る」「ハサミなどで物の先端を切り取る」「大きくならないうちに取り除く」「指先ではさみ持つ」「指先ではさんでひねる」という意味です。
「つまむ」と読む場合、「指先や箸などではさんで持つ」「指先などで軽く持って食べる」「手軽に食べる」「重要な部分を抜き出す」という意味です。
「つむ」「つまむ」の語源は「爪(つめ)」という言葉で、「爪先でちょっとはさむこと」として使われる様になりました。
「摘む」の言葉の使い方や使われ方
「摘む」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『庭のバラの花を摘む(つむ)』
・『悪の芽は早いうちに摘む(つむ)べきだ』
・『酒を飲みながら枝豆を摘む(つまむ)』
まとめ
今回は「摘む」の読み方について紹介しました。
「摘む」の正しい読み方は「つむ」「つまむ」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。