この記事では、「攪拌」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「攪拌」の正しい読み方は「かくはん」と「かくさん」どちら
「攪拌」は普段使うことが少ない難しい漢字を使用していますが、どのように読むのでしょうか。
解説をしていきます。
正しい読み方の結論
この言葉は「かくはん」と読みます。
「攪」は「カク」「コウ」、「拌」は「ハン」と読む漢字です。
どちらも常用漢字です。
「拌」は訓読みでは「かきまわす」「さける」「わる」「すてる」と読み、「さん」とは読みません。
「かくさん」と読む漢字には「拡散」「核酸」などがあります。
「攪拌」の意味
かきまわすことという意味があります。
「攪」は、かきまわす、かきまぜる、「拌」は、かきまぜるという意味を持つ漢字です。
トウモロコシのスープを作るとします。
ゆでたトウモロコシに牛乳と生クリームを加えて、ミキサーにかけます。
ミキサーでぐるぐると、トウモロコシや牛乳などが混ぜられるさまが「攪拌」が意味するものです。
泡立て器を使う、菜箸を使うなどの場合も、この言葉が意味するものにあてはまります。
どのような道具を使うかに関係なく、かきまわすことをいいます。
かきまわして、あるものと別のあるものが、一緒になることを指す場合が多いです。
水の中にボールを入れて、それをぐるぐる混ぜても、水とボールは混ざりません。
このようなことにはあまり用いない言葉です。
「攪拌」の言葉の使い方や使われ方
・『卵を攪拌する』
・『泡立て器を使って攪拌する』
まとめ
難しい漢字ですが「かくはん」と読みます。
「攪」も「拌」もかきまわすという意味を持つ漢字で、「攪拌」にはかきまわすことという意味があります。