「断層」の読み方と意味とは?「だんそう」と「ことわそう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「断層」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「断層」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「断層」の正しい読み方は「だんそう」と「ことわそう」どちら

「断層」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「断」の漢字の音読みは「ダン」であり、訓読みは「た(つ)・ことわ(る)」です。

また、次の「層」の漢字の音読みは「ソウ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが「かさ(なる)」です。

ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「だんそう」と読めることが分かります。

また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「ことわそう」と読める可能性があることも分かります。

しかし、ここからはどちらの読み方が正しいかを判断することは出来ません。

さて、「断層」の正しい読み方は「だんそう」「ことわそう」の、いずれなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「断層」の正しい読み方は「だんそう」で、「ことわそう」と読むのは間違いです。

この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいことになります。

ちなみに、「断」の漢字を訓読みの「ことわ(る)」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。

「断層」の意味

「断層」とは、「地層や岩盤に割れ目が生じ、それを境にして両側にずれ等の違いを生じているもの」を意味する言葉です。

この意味から転じて、「意見や考え方等に大きなずれや食い違いがあること」の意味でも使われます。

「断層」の言葉の使い方や使われ方

・『今回の地震は、未知の断層が動いたことが原因と推定されると発表があった』
・『時代の変化が激しくなるにつれ、世代間の断層が大きくなりつつある』

まとめ

「断層」の正しい読み方は「だんそう」で、「ことわそう」と読むのは間違いです。

また、この「断層」とは、「地層や岩盤に割れ目が生じ、それを境にして両側にずれ等の違いを生じているもの」、及び「意見や考え方等に大きなずれや食い違いがあること」を意味する言葉です。

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