「新嘗祭」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「新嘗祭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「新嘗祭」の正しい読み方は「にいなめさい」
「新嘗祭」の正しい読み方は「にいなめさい」です。
「新」には「新島」【にいじま】「新津」【にいつ】など「にい」という読み方があります。
「嘗」は「大嘗」【おおなめ】「神嘗」【かんなめ】など「なめ」と読み「祭」は「祭典」【さいてん】「祝祭」【しゅくさい】など「さい」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「にいなめさい」が「新嘗祭」の正しい読み方です。
「新嘗祭」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「新嘗祭」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しんなめさい」「にいしょうさい」です。
「新」には「新聞」【しんぶん】「革新」【かくしん】など「しん」という読み方があり「嘗」は「臥薪嘗胆」【がしんしょうたん】のように「しょう」とも読みます。
いずれも「新嘗祭」には当てはまらない読み方です。
「新嘗祭」について説明
「新嘗祭」とは、「毎年11月23日に行われる宮中祭祀」です。
その年に収穫された作物を供えて感謝する収穫祭の一種で、現在も天皇が公務として執り行っているほか全国の神社でも儀式が行われています。
かつては祝日に指定されていましたが現在は「勤労感謝の日」に改められています。
「新嘗祭」の言葉の由来
「新たな年の収穫を感謝する祭」に由来します。
まとめ
「新嘗祭」は現在も続く日本の伝統的な祭祀です。
宮中公務の中でも特に重要な祭祀なので正しい読み方と内容を理解しておきましょう。
