この記事では、「方丈記」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「方丈記」の正しい読み方は「ほうじょうき」
「方丈記」の正しい読み方は「ほうじょうき」となります。
「方丈記」は「方」が「ほう」、「丈」を「じょう」、「記」は「き」と読みます。
「方丈記」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「方丈記」の「方」は音読みで「ホウ」、訓読みで「かた」、「かく」、「ただ(しい)」、「まさ(に)」と読みます。
また、「丈」は音読みで「ジョウ」、訓読みで「たけ」と読むことができます。
さらに、「記」は音読みで「キ」、訓読みで「しる(す)」と読んでいます。
そのため、「方丈記」を「かたたけき」や「ほうたけき」などと読まないように気を付けたいものです。
「方丈記」について説明
「方丈記」は鎌倉時代に鴨長明が書いた随筆です。
「方丈記」は吉田兼好の「徒然草」、清少納言の「枕草子」と並んで、古典の日本三大随筆のひとつに数えられています。
鴨長明は晩年、京都の日野に小庵を建て、この場所で「方丈記」を書きました。
この小庵の広さが方丈(一丈四方)だったことから、鴨長明はこの随筆を「方丈記」と名付けました。
「方丈記」の漢字の「方」は「かた」、「方角」、「とき」、「方法」などを表しています。
また、「丈」は「たけ」、「身長」、「はかる」などを意味しています。
さらに、「記」は「しるす」、「記憶する」、「しるし」などの意味があります。
まとめ
今回は「方丈記」についてご紹介してきました。
「方丈記」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。