「既往歴」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「既往歴」の読み方とは? 読み方

この記事では、「既往歴」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「既往歴」の正しい読み方

「既往歴」の正しい読み方は「きおうれき」です。

「き・おう・れき」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「既往歴」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「既往歴」「きじゅうれき」「すおうれき」と間違って読まれることがあります。

「既往歴」について説明

「既往歴」とは、「患者がこれまでにかかった病気の種類や、それに対する治療の記録のこと」という意味です。

過去にかかった病気や、受けた手術、持病やアレルギーなどと、それに対して処方された薬などのことです。

病院で初診の際に、医師が診断を下したり、治療計画を立てる際の参考となります。

「既往歴」は医療用語として「既往歴がある・ない」「既往歴を記載する」などと使われます。

似た意味の言葉に「既往症(きおうしょう)」があり、こちらは「これまでにかかった病気で現在は治癒しているもの」という意味です。

「既往歴」は、「既往症の内容をまとめた履歴」という意味で、ニュアンスが違います。

「既往歴」の言葉の由来

「既往歴」は漢字の意味から成り立つ語です。

「既」「すで(に)」とも読み「もはや」「ものごとがすんでしまったこと」という意味、「往」「出かけて行く」「時間が過ぎる」「以前に」という意味、「歴」「年月を経る」「過ぎた事柄」という意味、「既往歴」「以前にかかって治った病気の履歴」になります。

まとめ

今回は「既往歴」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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