この記事では、「旨い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「旨い」の正しい読み方
「旨い」の正しい読み方は「うまい」です。
「うま・い」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「旨い」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「旨い」は「むねい」「ひい」などと間違って読まれることがあります。
「旨い」について説明
「旨い」の意味は以下の通りです。
1つ目は「食べ物などの味が良い」という意味です。
2つ目は「ものごとが、自分の思い通りに運んで好ましい」という意味です。
3つ目は「技術的に巧みである」という意味です。
4つ目は「動作などにしまりがなく愚かな様子」という意味です。
「旨い」は形容詞として「旨い味」「旨くやる」などと使われたりします。
同じ読みかたをする語に「上手い」があり、「技術的に巧みである」という意味で使われます。
また、類語に「美味しい(おいしい)」があり、「味が良いことを表す、昔の女性言葉」という意味です。
「旨い」は「カジュアルな表現」、「おいしい」は「丁寧・上品な表現」という使い方の違いがあります。
「旨い」の言葉の由来
「旨い」の「旨」という漢字は「さじ」「口」の象形です。
「さじを使って食べ物を流し込むこと」から転じて「うまい」「よい」という意味で使われる様になりました。
「うまい」という読み方は、動詞「うむ(熟む)」が語源とされ、「果実が塾して味にコクが出ること」という意味、「熟む」が形容詞化されて「うまい」になりました。
まとめ
今回は「旨い」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。