この記事では、「早生」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「早生」の正しい読み方は「わせ」と「そうせい」どちら
「早生」の熟語には難しい漢字はありませんが、その読みはどうでしょうか。
最初に「早生」を構成する漢字の個別の読みを説明します。
「早」の漢字の音読みは「ソウ・ サッ」で訓読みは「はや(い)」です。
また「生」の漢字の音読みは「セイ・ ショウ」で訓読みは「い(きる)・う(まれる)」です。
従って「早生」の読みは、音読み+音読みで「そうせい」と読めますが、「わせ」とはとても読めそうにありません。
実際の正しい読みはどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「早生」の正しい読み方は「わせ」と「そうせい」の両方となります。
ただし、一般的には「わせ」の読みの方がよく使われています。
先に説明した通り、「そうせい」の読みは各漢字の読みから理解できますが、「わせ」と読めることは知っていないと難しいと言えます。
従って「早生」を「わせ」と読む場合は、難読熟語と言えます。
同じ「わせ」の読みで「早稲」と言う熟語もあり、これも難読熟語です。
しかし、この「早稲」は「早稲田大学」が有名なことから、多くの方が読める熟語ではないでしょうか。
この「早稲」でも「早」を「わ」と読ませています。
「早生」の意味
「早生」とは、「植物の実などが、普通より早くできること」を意味する言葉です。
「早生の品種」等として使われる言葉です。
ちなみに先に記した、同じ「わせ」と読む「早稲」は「稲の実、すなわちコメが普通より早くできること」の意味で主に使われる言葉です。
「早生」の言葉の使い方や使われ方
・『早生のコメの品種は早場米と表現されることもあります』
・『早生の果物は珍しく、購入したくなりますが、最盛期に比べると値段が高く、手が出ないことも少なくありません』
まとめ
「早生」の正しい読み方は「わせ」と「そうせい」の両方となります。
ただし、一般的には「わせ」の読みの方がよく使われています。
また、「早生」とは、「植物の実などが、普通より早くできること」を意味する言葉です。
