この記事では、「春雨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「春雨」の正しい読み方は「はるさめ」と「はるあめ」どちら
「春雨」の「春」は、音読みで「シュン」、訓読みで「はる」と読みます。
また「雨」は、音読みで「ウ」、訓読みで「あめ」、「あま」と読むことができます。
「春」と「雨」を訓読みで読むと、「はるあめ」となります。
しかし、「雨」はこのままでは「さめ」とは読まないので、「はるさめ」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「春雨」は「はるさめ」と読みます。
「はるさめ」は音韻添加(おんいんてんか)によって、「雨」の読みが「あめ」から「さめ」に変化しています。
また、「春雨」は「しゅんう」と読むこともできます。
「春雨」の意味
「春雨」とは、春の時期に静かに降る細かい雨のことを言います。
また、「春雨」は「菜種梅雨(なたねづゆ)」とも呼びます。
「春雨」のもう一つの意味は、緑豆(りょくとう)や馬鈴薯(ばれいしょ・じゃがいも)などのデンプンを原料として作られた食品の一種です。
乾燥していて透明で綿状になっているのが特徴です。
「春雨」の「春」は、「はる」、「陽暦では三月から五月」、「陰暦では一月から三月」などの意味があります。
また「雨」は、「あめ」、「あま」、「空から降ってくる水滴」などを表しています。
「春雨」の言葉の使い方や使われ方
・『春雨が降ると、肌寒く感じます』
・『今夜の夕食は春雨を使って、春雨サラダを作ります』
・『スーパーで売られている春雨は、緑豆が多いような気がします』
まとめ
食品の「春雨」の名前の語源は、春に降る雨の意味である「春雨」から来ていると言われています。
どちらも「はるさめ」と読みますが、食品の「春雨」の方が、よく使われているかもしれません。
いずれにしても、「春雨」は「はるさめ」と読むようにしましょう。