「晩年」の読み方と意味とは?「ばんねん」と「くれねん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「晩年」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「晩年」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「晩年」の正しい読み方は「ばんねん」と「くれねん」どちら

「晩年」の正しい読み方を考えるために、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「晩」の漢字の音読みは「バン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「く(れ)・おそ(い)」です。

また、「年」の漢字の音読みは「ネン」で、訓読みは「とし」です。

従って、ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ばんねん」と読めることが分かります。

また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「くれねん」と読める可能性があることも分かります。

しかし、いずれが正し読み方かは、ここから判断することは出来ません。

さて、「晩年」の正しい読み方は「ばんねん」「くれねん」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「晩年」の正しい読み方は「ばんねん」で、「くれねん」と読むのは間違いです。

この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。

ちなみに、「晩」の漢字を「くれ」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。

「晩年」の意味

「晩年」とは、「一生の終わりに近い時期、年老いてからの時期のこと」を意味する言葉です。

「晩年」の言葉の使い方や使われ方

・『会社では社長として活躍した彼ですが、引退後の晩年は家族を顧みなかったことが原因で、決して幸せではなかったとのことです』
・『穏やかで、幸福な晩年を迎えたいものだと思っています』

まとめ

「晩年」の正しい読み方は「ばんねん」で、「くれねん」と読むのは間違いです。

また、この「晩年」とは、「一生の終わりに近い時期、年老いてからの時期のこと」を意味する言葉です。

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