この記事では、「晩春」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「晩春」の正しい読み方は「ばんしゅん」と「ばんはる」どちら
「晩春」の正しい読み方を考えるために、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「晩」の漢字の音読みは「バン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「く(れ)・おそ(い)」です。
また、「春」の漢字の音読みは「シュン」で、訓読みは「はる」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ばんしゅん」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「ばんはる」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれが正し読み方かは、ここから判断することは出来ません。
さて、「晩春」の正しい読み方は「ばんしゅん」と「ばんはる」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「晩春」の正しい読み方は「ばんしゅん」で「ばんはる」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特別とも言える重箱読みではなく、最も一般的と言える音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
「晩春」の意味
「晩春」とは、「春の終わりの頃」を意味する言葉です。
反対語は、「早春(そうしゅん)」になります。
「晩春」の言葉の使い方や使われ方
・『ここ数日は、晩春と言うよりは真夏の暑さが続いています』
・『いよいよ暑い夏が近い晩春だと感じさせる日が増えています』
・『まだ晩春なのに、初夏の梅雨のように雨の日が続いています』
まとめ
「晩春」の正しい読み方は「ばんしゅん」で、「ばんはる」と読むのは間違いです。
また、この「晩春」とは、「春の終わりの頃」を意味する言葉です。