この記事では、「晩秋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「晩秋」の正しい読み方は「ばんしゅう」と「ばんあき」どちら
「晩秋」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「晩」の漢字の音読みは「バン」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「く(れ)・おそ(い)」です。
「秋」の漢字の音読みは「シュウ」で、訓読みは「あき」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ばんしゅう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「ばんあき」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれが正し読み方かは、ここから判断することは出来ません。
さて、「晩秋」の正しい読み方は「ばんしゅう」と「ばんあき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「晩秋」の正しい読み方は「ばんしゅう」で、「ばんあき」読むのは間違いです。
この「晩秋」の熟語では、少し特殊とも言える重箱読みではなく、最も一般的と言える音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
ちなみに、この「晩秋」を文学作品等では「おそあき」と読ませていることもあります。
「晩秋」の意味
「晩秋」とは「秋の終わりの時期のこと」を意味する言葉です。
「晩秋」の言葉の使い方や使われ方
・『平地でもすっかり紅葉が見頃を迎え、まさに晩秋を思わせる季節となりました』
・『晩秋は、これから冬が来ると思うと、何となくもの悲しさを感じさせるものです』
まとめ
「晩秋」の正しい読み方は「ばんしゅう」で、「ばんあき」と読むのは間違いです。
また、この「晩秋」とは「秋の終わりの時期のこと」を意味する言葉です。