この記事では、「暖気」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「暖気」の正しい読み方は「だんき」と「あたたかき」どちら
「暖気」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読み確認します。
「暖」の漢字の音読みは「ダン」で、訓読みは「 あたた(か)」です。
また、次の「気」の漢字の音読みは「キ・ケ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが「いき」です。
ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「だんき」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「あたたかき」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「暖気」の正しい読み方は「だんき」と「あたたかき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「暖気」の正しい読み方は「だんき」であり、「あたたかき」と読むのは間違いです。
この熟語では、特殊と言える湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が、正しいと言うことです。
ちなみに「暖」
の漢字を使った熟語で「あたた(か)」との読みをする熟語は、辞書で調べても見当たりませんでした。
「暖気」の意味
「暖気」とは「暖かい気候や、暖かさの程度のこと」を意味する言葉です。
「暖気」の言葉の使い方や使われ方
・『北海道の冬は非常に低温ですが、暖房により室内には暖気が満ちているので、家に入ると寒さは全く感じません』
・『暖気は室内の上の方に溜まるので、サーキュレーターで室内の空気を攪拌させた方が、暖房効率が良くなります』
まとめ
「暖気」の正しい読み方は「だんき」であり、「あたたかき」と読むのは間違いです。
また、この「暖気」とは「暖かい気候や、暖かさの程度のこと」を意味する言葉です。