この記事では、「更」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「更」の正しい読み方は「こう」と「さら」どちら
「更」という漢字は訓読みでは「さら」や「更(ふ)ける」、「更(か)える」、「更(あらた)める」と読み、音読みでは「こう」と読みます。
したがって、「更」は「こう」とも「さら」とも読むことができます。
正しい読み方の結論
「更」は音読みで「こう」、訓読みで「さら」と読むことができます。
「更」の意味
「更」という漢字には以下の意味が含まれています。
・「かえる」や「かわる」、「入れかわる」
・「夜を五等分にした時間の単位(初更、二更、三更、四更、五更)」
・「さらに」、「その上」
・「深まる」、「更ける」、「夜が遅くなる」
・「さら」、「あらた」
「更」という漢字の成り立ちを辿ると重ねた台座の象形である「丙」と「ボクッという音を表した擬声語と右手」の象形である「攴」が組み合わさってできた「会意文字」の略字になります。
もともと「台を重ねて圧力を加え、平らにする」という意味を表していましたが、転じて「さらに(重ねる)」や「あらためる」などの意味を表すようになりました。
「更」の言葉の使い方や使われ方
・『昨年に比べて、今年は更(さら)に熱中症患者の数が増加したようだ』
・『ユーザーからの要望を組んで、アプリケーションに大きな変更(へんこう)が加えられた』
・『今更(いまさら)何を言われようが、こちらの考えを変えるつもりはありません』
まとめ
・「更」は音読みで「こう」、訓読みで「さら」と読むことができます。
・「更」という漢字には「かえる」や「かわる」、「さらに」や「深まる」など複数の意味が含まれています。