この記事では、「曹達」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「曹達」の正しい読み方は「ソーダ」と「そうたつ」どちら
まず、結論から述べると「曹達」は「ソーダ」と読みます。
「曹」という漢字は訓読みでは「つかさ」などと読み、音読みでは「そう」と読みます。
そして、「達」という漢字は訓読みでは「達(た)し」などと読み、音読みでは「たつ」と読みます。
しかし、「曹達」=「ソーダ」と言われても、イマイチしっくりこないという方が多いのではないでしょうか?
たしかに「曹」は「役人」や「軍隊などの階級の一種」などを意味し、「達」は「通る」や「成し遂げる」などを意味する漢字であるため、いずれも「ソーダ」とは全く関係がないように思えます。
では、なぜ「曹達」と書いて「ソーダ」と読むのかというと、これには「当て字」と呼ばれる用法が使われているからなのです。
「当て字」には、「亜米利加(アメリカ)」や「加奈陀(カナダ)」など、漢字が本来持つ意味とは関係なく、元となる言葉の発音と合うように漢字を当てがったものがあります。
これらは外国の言葉に対して用いられることが多く、「ソーダ」も英語になります。
したがって、「ソーダ」という発音を基にして「曹達」という漢字が当てられたのです。
正しい読み方の結論
「曹達」の正しい読み方は「ソーダ」になります。
「曹達」の意味
「曹達」とは「炭酸ナトリウム」や「ソーダ水」のことを指す言葉です。
「曹達」の言葉の使い方や使われ方
・『洗濯や食器洗いに使うため、汚れ落とし用の曹達を購入した』
・『日本の化学会社には曹達の名を関する企業がいくつかある』
まとめ
・「曹達」の正しい読み方は「ソーダ」になります。
・「曹達」とは「炭酸ナトリウム」や「ソーダ水」のことを指す言葉です。