「月初」は1カ月のうちの特定の時期を指す言葉ですが、具体的にどの辺りの時期を指し何と読む言葉なのでしょうか。
今回は、「月初」の正しい読み方と意味について解説します。
「月初」の正しい読み方は「げっしょ」と「つきしょ」どちら
「月初」の読み方を漢字の読みから考えると「げっしょ」と「つきしょ」の2つが候補になります。
「げっしょ」と「つきしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「月初」の正しい読み方は「げっしょ」です。
「月」には「月給」【げっきゅう】「月刊」【げっかん】など「げっ」という読み方と、「月見」【つきみ】「霜月」【しもつき】など「つき」という読み方があります。
「初」は「初見」【しょけん】「当初」【とうしょ】など「しょ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「げっしょ」と「つきしょ」の2つのうち「月初」の正しい読み方は「げっしょ」です。
「月初」の意味
「月初」とは、「月の初めの頃」を指す言葉です。
1カ月のうち始めの頃にあたる時期を指す言葉で、狭義では月の最初の1日を指しますが一般的には1日から5日辺りまでのおおよそ月の始めに当たる頃を指す意味で使われています。
似たような意味の言葉として「上旬」がありますが上旬は1カ月を3分割した最初の10日間を表すのに対し、「月初」は上旬よりもさらに月の始めに近い時間を表すとき使う表現です。
「月初」の言葉の使い方や使われ方
・『月初から風邪をひいてしまった』
・『月初に注文した商品がやっと届いた』
・『来月の月初にオープンする予定である』
まとめ
「月初」の正しい読み方は「げっしょ」で「つきしょ」とは読みません。
日常会話でも使う表現なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。