この記事では、「月賦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「月賦」の正しい読み方は「げっぷ」と「げっふ」どちら
「月賦」には2つの読み方があります。
1つ目は「げっぷ」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「月」の音読みは「げつ・がつ」ですが、「げっ」になるのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「賦」の音読みは「ふ」ですが、「ぷ」になるのは半濁音化(はんだくおんか)です。
半濁音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、前の語が促音や鼻音の場合、発音し易くする為に後の語の頭が「ハ行」から「パ行」に変化する文法です。
2つ目は「つきふ」で、訓音読みです。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからで、「月」は訓読みで「つき」と読みます。
正しい読み方の結論
「月賦」の正しい読み方は「げっぷ」「つきふ」の2つで、意味は同じです。
「月賦」の意味
「月賦」の意味は「代金を一度に全額支払わず、毎月に割り当てて分割払いにすること」です。
現在では「ローン」などと言っていますが、昭和の時代には「月賦払い」という言葉が使われていました。
「月賦」の言葉の使い方や使われ方
「月賦」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『車を月賦(げっぷ)で購入する』
・『家電製品を購入して月賦(げっぷ)払いにする』
・『最近はフリマアプリでも月賦(つきふ)払いが可能になった』
まとめ
今回は「月賦」の読み方について紹介しました。
「月賦」の正しい読み方は「げっぷ」「つきふ」の2つで、意味は同じです。
正しく読める様に覚えておきましょう。
