この記事では、「月額」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「月額」の正しい読み方は「げつがく」と「つきがく」どちら
「月額」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成する二つの漢字の個別の読みについて確認します。
「月」の漢字の音読みは「ゲツ・ガツ」で、訓読みは「つき」です。
また「額」の漢字の音読みは「ガク」で、訓読みは「ひたい」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「げつがく」と読むことが可能ですし、また訓読み+音読みで繋ぎ、いわゆる「湯桶読み」にすれば、「つきがく」と読むことも可能だと分かります。
しかし、いずれが正しい読みかは、ここから推定できません。
さて、「月額」の正しい読み方は「げつがく」と「つきがく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「月額」の正しい読み方は「げつがく」で、「つきがく」は間違いです。
しかし、最近「つきがく」との読み方を使う人が増えている様に思われます。
これは、駐車場などで「月極(つきぎめ)」との言葉が使われることと関係しているのかも知れません。
また、「げつがく」に紛らわしい同音異義語があるなら、敢えて会話時に混乱しないように「つきがく」と表現する意図は分かりますが、実際には混同しそうな同音異義語はないので、やはり正しい読み方をすべきだと思います。
「月額」の意味
「月額」とは、「1カ月当たりの金額のこと」を意味する言葉です。
「月額」の言葉の使い方や使われ方
・『サラリーマンは賞与を得ている人が多く、月額収入比較ではなく、年収を比較しないと実際の収入比較は出来ません』
・『携帯料金の引き下げで、家計の月額に対する通信費の比率が少し下がっています』
まとめ
「月額」の正しい読み方は「げつがく」で、「つきがく」は間違いです。
「月額」とは、「1カ月当たりの金額のこと」を意味する言葉です。