「有用」という言葉は日常的に使う言葉ですが具体的にどのような読み方が正しくどんな意味を持つ言葉なのでしょうかど。
今回は、「有用」の正しい読み方と意味について解説します。
「有用」の正しい読み方は「ゆよう」と「ゆうよう」どちら
「有用」という言葉の読み方として漢字の読み方から想像されるのは「ゆよう」と「ゆうよう」の2つです。
「ゆよう」と「ゆうよう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「有用」の正しい読み方は「ゆうよう」です。
「有」は「有利」【ゆうり】「所有」【しょゆう】など「ゆう」と読みます。
「用」は「用法」【ようほう】「採用」【さいよう】など「よう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ゆうよう」が「有用」の正しい読み方です。
「有」を「ゆ」と読むのは人名や地名など例外的な場合のみです。
「有用」に「ゆよう」という読み方はありません。
「有用」の意味
「有用」とは、「役に立つこと」を意味する言葉です。
「有用」の「用」には「はたらき」や「つかいみち」など「使って役に立つ」という意味があります。
「有用」とは用が有ること、つまり使って役に立つので価値が認められることを意味する言葉です。
物品の素晴らしさなどを表す意味でも使いますが必要性の意味で使うこともあります。
優れた能力や価値を認められる前向きな意味の言葉ですが価値観は人によって異なるので自分にとって役に立つ「有用」なものであっても他人にとっては価値がない可能性もあります。
「有用」の言葉の使い方や使われ方
・『軽くて持ち運びやすい有用な辞書』
・『彼の能力は会社にとって有用である』
・『機械が有用であることに疑いはない』
まとめ
「有用」を「ゆよう」と読むのは間違いで正しくは「ゆうよう」と読みます。
日常会話でも使われることがある身近な言葉なので覚えておきましょう。
