「有象無象」の読み方と意味とは?「うぞうむぞう」と「うやむや」の正しい読み方について詳しく解釈

「有象無象」の読み方と意味とは? 読み方

「有象無象」という言葉は自信にあふれる人が使いがちな表現ですが、具体的には何を意味し何が正しい読み方になるのでしょうか。

今回は、「有象無象」の正しい読み方と意味について解説します。

「有象無象」の正しい読み方は「うぞうむぞう」と「うやむや」どちら

「有象無象」という言葉の読み方として思い当たるのは「うぞうむぞう」「うやむや」です。

「うぞうむぞう」「うやむや」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「有象無象」の正しい読み方は「うぞうむぞう」です。

「有」「有頂天」【うちょうてん】「稀有」【けう】など「う」と読みます。

「象」「象眼」【ぞうがん】「巨象」【きょぞう】など「象」と読みます。

「無」の読み方は「無体」【むたい】「皆無」【かいむ】など「む」です。

漢字の読み方を組み合わせた「うぞうむぞう」「有象無象」の正しい読み方です。

「うやむや」「有象無象」ではなく「有耶無耶」と書く別の言葉で読みだけでなく意味も異なります。

「有象無象」の意味

「有象無象」とは、「とるに足りないたくさんの人」を意味する言葉です。

たくさんの相手を軽んじひとまとめに扱う時の言い方で、数だけは多くても中身が伴わないような侮蔑の意味合いが込められています。

人一人を識別せず雑多に集まった集団として認識しているときの言い方で、実力や立場にはっきりとした差があるたくさんの人たちに対して用いる表現です。

「有象無象」の言葉の使い方や使われ方

・『有象無象がどれだけいても物の数ではない』
・『いちいち有象無象を相手していたらきりがない』
・『宝くじに当選したら顔も名前も知らない有象無象がたかってきた』

まとめ

「有象無象」「うぞうむぞう」が正しい読み方で「うやむや」とは読みません。

口にする機会は少ないものの小説や映画などフィクションの世界では使われることがあるので読み方と意味を知っておきましょう。

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