人の性格を表す言葉に「朗らか」という表現があります。
この言葉は具体的にどのような性格のことでどんな読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「朗らか」の正しい読み方と意味について解説します。
「朗らか」の正しい読み方は「ほがらか」と「ろうらか」どちら
「朗らか」という言葉の読み方を推察すると「ほがらか」と「ろうらか」の2つが思い浮かびます。
「ほがらか」と「ろうらか」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「朗らか」の正しい読み方は「ほがらか」です。
「朗」には「朗らか」【ほがらか】のほか「朗読」【ろうどく】「明朗」【めいろう】など「ろう」という読み方がありますが、「朗らか」の読み方は音読みの「ろうらか」ではなく訓読みの「ほがらか」が正しい読み方です。
「朗らか」には常用漢字表外の読み方として「朗らか」【あきらか】「朗らか」【たからか】という読み方も存在します。
「朗らか」の意味
「朗らか」とは、「心が晴れ晴れとして明るいさま」を意味する言葉です。
元々は雲ひとつない天気のような晴れ晴れとして光がいっぱいにあふれる明るいさまを指す言葉でしたが、明るくて心地よいところから転じて「心が明るく晴れやかなさま」という意味で使われています。
一般的には人の好まし様子を表す意味で使われることが多く「明るく元気で気持ちが良い性格や態度」という意味で使われる言葉です。
「朗らか」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は朗らかな性格だ』
・『朗らかな笑顔を見ているとこちらまで元気になれる』
・『明るく朗らかでで誰からも好かれる』
まとめ
「朗らか」の正しい読み方は「ほがらか」「あきらか」「たからか」で「ろうらか」と読むのは間違いです。
複数の読み方を持つ言葉なので意味と合わせて覚えておきましょう。