この記事では、「末日」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「末日」の正しい読み方は「まつじつ」と「まつび」どちら
「末日」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている漢字の個別の読みに付いて、確認します。
「末」の漢字の音読みは「マツ・バツ」で、訓読みは「すえ」です。
また「日」の漢字の音読みは「ニチ・ジツ」で、訓読みは「ひ・か」です。
ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げると、「まつじつ」と読めることが分かります。
また、「まつぴ」とは、一見読めそうにないと言えます。
しかし、音読み+訓読みで繋げた「重箱読み」なら、「まつひ」と読め、これが発音しやすくする「連濁」により変化したとすれば、「まつび」となることが考えられ、全くこの読み方の可能性がないとは言い切れません。
さて、「末日」の正しい読み方は「まつじつ」と「まつび」の、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「末日」の正しい読み方は「まつじつ」で、「まつび」との読みは間違いと言えます。
先の分析で、全く可能性がないとは言い切れないと説明した「まつび」ですが、この読み方は間違いで、素直に音読みを重ねた「まつじつ」が正しいと言う結果です。
「末日」の意味
「末日」とは、「ある期間の最後の日のこと」を意味する言葉です。
「末日」の言葉の使い方や使われ方
・『このクーポンは、8月末日まで有効です』
・『決算は4月1日から年度末の3月末日までの1年間で行われます』
・『締め切りは10月末日なので、忘れないように提出をお願いします』
まとめ
「末日」の正しい読み方は「まつじつ」で、「まつび」との読みは間違いと言えます。
また、この「末日」とは、「ある期間の最後の日のこと」を意味する言葉です。