この記事では、「本尊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「本尊」の正しい読み方は「ほんぞん」と「ほんけい」どちら
「本尊」の読み方として考えられるものに、「ほんぞん」と「ほんけい」があります。
「ほんぞん」と「ほんけい」の二つの読み方のうち、「本尊」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「本尊」の正しい読み方の結論は、「ほんぞん」が正しい読み方になります。
「本尊」の名詞の表現に使われている「尊」という漢字の音読みは「ソン」、訓読みは「とうとぶ・とうとい・たっとぶ・たっとい」です。
「本尊」の言葉においては音読みのソンが濁音化した「ゾン」が採用され、正しい読み方は「ほんぞん」となります。
「尊」には「ケイ」という音読みはないため、「本尊」を「ほんけい」と読むのは明らかな誤読なのです。
「本尊」の意味
「本尊」の意味は、「仏教寺院・仏壇などにおいて信仰の対象(主尊)となっている仏像」のことを意味しています。
「本尊」というのは、「仏教の宗派・寺院の由緒・信者の信仰などによって変わってくる信仰・崇拝の対象となる仏像(本仏)」といった意味合いを持っている言葉なのです。
また「特定の事件の中心にいる人物」の意味で、「本尊・ご本尊」が使われることもあります。
「本尊」の言葉の使い方や使われ方
「本尊」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『本尊の別名として本仏・本師(ほんじ)がありますが、お寺の住職に聞けば本尊が何の像なのか教えてくれます』
・『法然の浄土宗や親鸞の浄土真宗における本尊は、極楽浄土に導いてくれる阿弥陀仏です』
・『事件の真相が解明されると、意外なご本尊の姿が浮かび上がってきました』
まとめ
この記事では、「本尊」の正しい読み方「ほんぞん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「本尊」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。