「染色」の読み方と意味とは?「せんしょく」と「そめいろ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「染色」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「染色」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「染色」の正しい読み方は「せんしょく」と「そめいろ」どちら

「染色」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みをチェックします。

「染」の漢字の音読みは「セン」で、訓読みは「そ(める)・し(みる)」です。

また、次の「色」の漢字の音読みは「ショク・シキ」で、訓読みは「いろ」です。

ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「せんしょく」と読めることが分かります。

また、訓読み+訓読みで繋げれば、「そめいろ」と読める可能性があることも分かります。

しかし、個別の漢字の読みからは、どちらの読み方が正しいかを判断することは出来ません。

さて、「染色」の正しい読み方は「せんしょく」「そめいろ」の、いずれなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「染色」の読みとしては、「せんしょく」「そめいろ」の、どちらも正しいと言えます。

ただし、二つの読み方で、次に記す通り意味は若干異なります。

「染色」の意味

「染色」「せんしょく」と読む場合には、「布や糸などに染料や色素をしみ込ませて着色すること」及び「染めだした色のこと」の二つの意味を持ちます。

一方で、「そめいろ」と読む場合は、上記の二つの意味の後者の意味だけで使われます。

「染色」の言葉の使い方や使われ方

・『この糸は化学染料ではなく、草木を煮出した色素で染められた、いわゆる草木染です』
・『かつては、染色工場からの排水で河川が汚染される公害が問題となったこともある』

まとめ

「染色」の読みとしては、「せんしょく」「そめいろ」の、どちらも正しいと言えます。

また、この「染色」とは「せんしょく」と読む場合は、「布や糸などに染料や色素をしみ込ませて着色すること」及び「染めだした色のこと」の二つの意味を持ちます。

一方、「そめいろ」と読む場合は、後者の意味だけで使われます。

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