「校閲」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「校閲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「校閲」の正しい読み方は「こうえつ」
「校閲」の正しい読み方は「こうえつ」です。
「校」には「校長」【こうちょう】「学校」【がっこう】など「こう」という読み方があります。
「閲」は「閲覧」【えつらん】「閲歴」【えつれき】など「えつれき」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「こうえつ」が「校閲」の正しい読み方です。
「校閲」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「校閲」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あぜえつ」「きょうえつ」です。
「校」には「校倉造り」【あぜくらづくり】のように「あぜ」という読み方があるほか「校合」【きょうごう】など「きょう」とも読みます。
どちらも「校閲」の読み方としては間違いです。
「校閲」について説明
「校閲」とは、「文中に誤りがないか調べて正す作業」を表す言葉です。
新聞記事や小説原稿など印刷前の文章をチェックし内容に誤りや不適切な部分はないか調べて指摘する作業を指します。
事実関係のミスや引用のルールが守られているかなど内容を確認するためのもので、誤字脱字や文法の間違いなど日本語表現としての問題をチェックする「校正」とは全く別の作業です。
「校閲」の言葉の由来
「校」には「比べる」「比較する」という意味があり「閲」は「よく読む」「調べて改める」という意味があります。
「文章を他と比較して調べ改める」が「校閲」の由来です。
まとめ
「校閲」は出版や印刷業界で使われている言葉です。
日常生活ではほとんど使いませんが正しい読み方と意味を知っておきましょう。
