この記事では、「格調」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「格調」の正しい読み方は「かくちょう」と「かくしら」どちら
「格調」は「かくちょう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「格」の音読みは「かく・こう・ぎゃく・ごう」、訓読みは「いた(る)・ただ(す)・う(つ)」、「調」の音読みは「ちょう」、訓読みは「しら(べる)・ととの(う)・ととの(える)・やわら(ぐ)・あざけ(る)・みつぎ」です。
「格調」と表記する場合「かくしら」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「格調」の正しい読み方は「かくちょう」です。
「かくしら」とは読ません。
「格調」の意味
「格調」の意味は「あるものが持っている様式や表現の仕方、雰囲気などのこと」です。
ある物にふさわしい姿かたちや全体のまとまり具合を表します。
元々は詩歌や文章など、芸術作品の品位に使われる言葉でしたが、最近ではあらゆる物や様子に使われる様になっています。
「格」は「組成された物事の本質をなすもの」「あるものがかもし出すすぐれた個性」という意味、「調」は「全体にわたってつりあいがとれる」から転じて「ものごとが進行する具合」「ある物が持つ雰囲気や趣」という意味、「格調」で「あるものがかもし出す、優れた雰囲気や趣」になります。
「格調」の言葉の使い方や使われ方
「格調」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『格調高い劇場でオペラを観劇する』
・『豪邸に格調高いインテリアを揃える』
・『シェイクスピアは格調が高すぎて読むと使われる』
まとめ
今回は「格調」の読み方について紹介しました。
「格調」の正しい読み方は「かくちょう」で、「かくしら」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。
