この記事では、「桑折」の読み方を詳しく説明していきます。
「桑折」で使われる読み方は「こおり」と「くわおり」
「桑」の漢字は、「桑園」【そうえん】や「桑田」【そうでん】の言葉の様に、音読みで「そう」と読む事が出来るのです。
訓読みでは、「桑畑」【くわだばたけ】とか「桑色」【くわいろ】の言葉を見れば分かる通り、「くわ」と読まれています。
所が音読みと訓読みを調べても「こ」という読みは見当たりません。
「折」は、「紆余曲折」【うよきょくせつ】や「左折」【させつ】の言葉みたいに、音読みでは「せつ」と読まれているのです。
訓読みの方では、折合い【おりあい】とか「折上げ」【おりあげ】の言葉の様に、「おり」と読む事が出来ます。
だからこそ「桑折」の漢字表記は、「桑」と「折」の読みをシンプルに合わせる事で、「くわおり」とは読めますが、「こおり」という読みは通常では出来なかったりするのです。
とはいえ「桑折」という言葉は苗字としても使用されているので、少し特別な読ませ方をしていたりします。
お陰で「桑折」の苗字は、「くわおり」だけでなく、「こおり」とも読まれているのです。
「桑折」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「桑折」の苗字に関しては、「こおり」と読まれる事が多く見られます。
「桑折」の名前で考えられる由来
「桑」は、「くわ」や「クワ科の落葉高木の総称」という意味を有する漢字となっているのです。
後ろの「折」の漢字は、「おる」とか「挫ける」に「おれ曲がる」という意味を表します。
加えて「桑折」は苗字として使用されており、現在の福島県内にあった「岩代国伊達郡桑折村」【いわしろのくにだてぐんこおりむら】に由来があると考えられているのです。
まとめ
「桑折」の苗字は、「こおり」と「くわおり」等と読まれていますが、「こおり」と読まれるケースが特に多くなっています。
そんな「桑折」の苗字は、今の福島県に存在していた「岩代国伊達郡桑折村」【いわしろのくにだてぐんこおりむら】にあると見られているのです。