この記事では、「桔梗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「桔梗」の正しい読み方は「ききょう」と「きべん」どちら
「桔梗」の「桔」は、音読みで「キツ」、「ケツ」と読み、訓読みはありません。
また「梗」は、音読みで「コウ」、「キョウ」、訓読みで「おおむ(ね)」、「かた(い)」などと読むことができます。
「桔」は「き」とも読むので、どちらも音読みで、「ききょう」となります。
しかし、「梗」は「べん」とは読まないので、「きべん」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「桔梗」は「ききょう」と読みます。
「梗」は「きょう」とは読めますが、「べん」とは読みません。
「べん」を表す漢字には「便」がありますが、「梗」とは読み方も意味も異なります。
「桔梗」は「きべん」ではなく、「ききょう」と読むようにしましょう。
「桔梗」の意味
「桔梗」とは、キキョウ科キキョウ属に分類される多年草の草本植物のことを言います。
「桔梗」は日当たりの良い山野で育ち、秋の季語にもなっています。
自生しているものは減少傾向にあり、絶滅危惧種に指定されています。
「桔梗」の「桔」は、「はね」、「(桔梗で)キキョウ」などを意味しています。
また「梗」は、「ふさぐ」、「草木のとげ」、「かたい」などを表しています。
「桔梗」の言葉の使い方や使われ方
・『桔梗の開花時期は6月から9月頃で、青紫色の星型の花が咲きます』
・『桔梗は秋の七草の一つです』
・『桔梗の根はサポニンを含み、生薬として用いられています』
まとめ
「桔梗」の漢字名の語源は、乾燥した根が硬いところから来ています。
また、「ききょう」は薬草の「桔梗」を音読みした「キチコウ」の読み方が変化したものです。
「桔梗」は「ききょう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。