「梁」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「梁」の正しい読み方と意味について解説します。
「梁」の正しい読み方は「はり」と「りょう」どちら
「梁」という言葉は「はり」と「りょう」の2つの読み方が考えられます。
「はり」と「りょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「梁」の読みは「はり」と「りょう」の2つとも正しい読み方です。
一般的に「梁」と単独で使う場合は「はり」と読みますが「脊梁(せきりょう)」「虹梁(こうりょう)」など熟語として使う場合は「りょう」という読み方もあります。
どちらの読み方でも意味に違いはなく同じものを指す建築用語です。
「梁」の意味
「梁」とは、「建物のうち天井や屋根などを支える構造材」を意味する言葉です。
立てられた柱に対して水平方向に渡される構造材で2階や屋根など上部構造の重さを支える役割を果たします。
梁によって支えられた重量は柱に分散して伝わり躯体構造全体で重みを支えます。
住宅建築においては上部構造の重みを支える中心部分として重要な役割を果たす構造材です。
地震発生時には水性方向の構造を支えることから安全性にも大きく関わります。
伝統的な建築技法では天井板の裏に隠し人目に触れませんが、近年は木材独特の風合いを楽しむため天井板をつけず梁を見せるデザインが流行しています。
「梁」の言葉の使い方や使われ方
・『梁の強度を調べる』
・『梁を渡すのは柱を立ててからだ』
・『丈夫で立派な梁なので安全性は十分だ』
まとめ
「梁」は「はり」と「りょう」どちらの読み方も使います。
意味は同じですが熟語によって読み方が変わるので言葉の組み合わせによって変わる正しい読み方を覚えておきましょう。