この記事では、「梵天」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「梵天」の読み方は「ぼんてん」
梵語や梵字、梵我一如等の言葉を見れば理解出来る事でしょうが、梵は音読みで、ぼんと読める漢字です。
続く天の漢字は、天国とか天災、天然といった言葉の様に音読みで、てんと読む事が出来ます。
だからこそ梵の音読みであるぼんと、天の音読みであるてんとをシンプルの組み合わせる事で梵天は、ぼんてんと読むのが正しい読み方となっているのです。
「梵天」の間違った読み方や間違いやすい読み方
天は訓読みで、あまと読む事が出来る漢字となっています。
お陰で梵の音読みであるぼんと、天の訓読みであるあまとを合体させる事で梵天の漢字表記を、ぼんあまと読んでしまう人もいるのです。
他にも天は訓読みであめと読めるため、梵天が、ぼんあめと読まれたりもします。
確かに天の漢字は単体で、あまと読んでも、あめと読んでも誤りではありません。
所が梵天の言葉に対しては、天を訓読みして、ぼんあまと読んでも、ぼんあめと読んでも間違いなので、注意すべきです。
「梵天」について説明
梵天は、仏教の世界観では最高位とされる梵天界の主を表します。
まとめ
梵は音読みでぼんと読めるし、天は訓読みであまと読めるのです。
故に梵天の言葉を目にした人の中には、それら2つの読みを繋げて、ぼんあまと読んでしまう人も存在します。
ですが梵天の言葉に関しては、天の漢字を訓読みにするのは誤りであり、天は音読みにすべきです。
以上の事から梵天は、ぼんあまではなく、ぼんてんと読むのが正解となっています。
そんな梵天は、仏教で宇宙の最高原理を神格化したものを表現する言葉として利用されているのです。