この記事では、「検収」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「検収」の正しい読み方は「けんしゅう」と「けんおさ」どちら
「検収」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「検」の漢字の音読みは「ケン」で、訓読みは「しら(べる)・ あらた(める)」です。
また、「収」の漢字の音読みは「シュウ」で、訓読みは「おさ(める)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「けんしゅう」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「けんおさ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この個別の漢字の読みから推察することは出来ません。
さて、「検収」の正しい読み方は「けんしゅう」と「けんおさ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「検収」の正しい読み方は「けんしゅう」で、「けんおさ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいのです。
ちなみに、「収」の漢字を訓読みの「おさ」で読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。
「検収」の意味
「検収」とは「納入品が発注どおりかを、検査して受け取ること」を意味する言葉です。
「検収」の言葉の使い方や使われ方
・『製造工程の部品は2時間ほどでなくなるとのことです。至急納品された部品を検収して、製造ラインに届ける必要があります』
・『未検収の品物を勝手に店頭に陳列すると、在庫管理等が混乱するので、絶対にやめてください』
まとめ
「検収」の正しい読み方は「けんしゅう」で、「けんおさ」と読むのは間違いです。
また、この「検収」とは「納入品が発注どおりかを、検査して受け取ること」を意味する言葉です。