「横領」の読み方と意味とは?「おうりょう」と「よこりょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「横領」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「横領」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「横領」の正しい読み方は「おうりょう」と「よこりょう」どちら

「横領」「おうりょう」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「横」の音読みは「おう・こう」、訓読みは「よこ・よこ(たわる)」「領」の音読みは「りょう」、訓読みは「おさ(める)・う(ける)・かなめ・かしら・うなじ・えり」です。

「横領」と表記する場合「よこりょう」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「横領」の正しい読み方は「おうりょう」です。

「よこりょう」とは読みません。

「横領」の意味

「横領」の意味は「他人、または公共の物を、不法に自分の所有とすること」です。

自分の物ではなく、公的に利用されている金品を、違法行為により勝手に自分の物にすることを表します。

「横領」の語源は「押領(おうりょう)」という言葉で、「古代に兵を監督・統率すること」という意味でした。

平安時代になり、「人の領地を無理矢理奪うこと」という意味で使われる様になり、更に転じて「他人の物を奪い取ること」になったのです。

漢字も「横取りする」という意味で「横」が当てはめられました。

「横領」の言葉の使い方や使われ方

「横領」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『公務員が人の年金を横領して逮捕される』
・『会社から横領したお金で贅沢三昧する』
・『海外の映画では警察官が犯罪に使われた金銭を横領する設定が多い』

まとめ

今回は「横領」の読み方について紹介しました。

「横領」の正しい読み方は「おうりょう」で、「よこりょう」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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