この記事では、「次第」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「次第」の正しい読み方は「しだい」と「じだい」どちら
「次第」の読み方として想定できるものに、「しだい」と「じだい」があります。
「しだい」と「じだい」の二つの読み方のうち、「次第」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「次第」の正しい読み方の結論は、「しだい」が正しい読み方になります。
「次第」の言葉の「次」という漢字の音読みは「じ」ですが、「次第」では濁音にならずに「し」と読むのが正しい読み方です。
「次第」の言葉を「じだい」と読む読み方は国語辞典にも記載されておらず、一般的にも使われない言い方であるため、明らかな誤読なのです。
「次第」の意味
「次第」の意味は、「物事や儀礼などで決められている順番順序」や「ある物事のこれまでの経緯」、「現在のような結果になった理由」などを意味しています。
「次第」の言葉には「○○次第」という接尾語の用法もあります。
接尾語として使う「次第」の場合は、「その人の考えや意図に依っていること」や「ある動作が行われるに任せて」、「ある動作が終わるとすぐに」といった意味合いになります。
「次第」の言葉の使い方や使われ方
「次第」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『従業員に病欠者が相次いでしまい、こんなに納品が遅くなってしまった次第です』
・『夏休みにどこに旅行に行くのかは、彼女の返答次第です』
・『顧客からの料金のお支払いが確認でき次第、商品を発送する仕組みになっています』
まとめ
この記事では、「次第」の正しい読み方「しだい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「次第」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。