「殿部」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「殿部」の読み方とは? 読み方

「殿部」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「殿部」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「殿部」の正しい読み方は「でんぶ」

「殿部」の正しい読み方は「でんぶ」です。

「殿」には「殿中」【でんちゅう】「神殿」【しんでん】など「でん」という読み方があります。

「部」「部品」【ぶひん】「細部」【さいぶ】など「ぶ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「でんぶ」「殿部」の正しい読み方です。

「殿部」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「殿部」のよくある間違った読み方として挙がるのが「とのぶ」「でんべ」です。

「殿」には「殿様」【とのさま】「若殿」【わかとの】など「との」という読み方があり「部」「神部」【かんべ】「安部」【あべ】など「べ」とも読みます。

どちらも漢字の読み方としては合っていますが「殿部」の読み方としては当てはまりません。

「殿部」について説明

「殿部」とは、「お尻」を指す言葉です。

人の背部で背中と太ももの間に位置するお尻を指します。

尻、けつ、ヒップなどと呼ばれる腰掛ける時に座面に接する2つに割れた肉が厚い部分のあらたまった言い方です。

「殿部」の言葉の由来

尻には「臀」という漢字もあり「臀部」【でんぶ】と書いてしりの部分を表します。

一般的にはこちらの漢字が用いられていますが、医療関係では慣用的に「殿部」の表記が用いられています。

由来は諸説ありますが「臀部」よりも「殿部」の用が簡単で書きやすく読み間違いにくいことから使われるようになったという説が有力です。

まとめ

「殿部」は医療関係でしか使われていない慣用表記です。

意味と読み方は「臀部」と同じなので覚えておきましょう。

読み方
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