「母娘」という言葉は何という読み方が正しいのでしょうか。
今回は、「母娘」の正しい読み方と意味について解説します。
「母娘」の正しい読み方は「おやこ」と「ははこ」どちら
「母娘」という言葉の読み方として「おやこ」と「ははこ」の2つが考えられます。
「おやこ」と「ははこ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「母娘」のは「おやこ」または「ははこ」という読み方が一般的に使われています。
ただし、「おやこ」と「ははこ」という読み方は本来の正式な読み方ではなく当て字に近い俗語です。
現在では一般的に使われていることから辞書にも「母娘」の読み方として「おやこ」は掲載されていますが「ははこ」の普及率は低いことから読み方として掲載されていません。
どの程度定着しているかを見ると「おやこ」と「ははこ」に大きな違いはなく、「おやこ」の読み方を認めるのであれば「ははこ」も認められると考えるのが妥当です。
「母娘」の意味
「母娘」とは「母と娘」を意味する言葉です。
女親とその子に当たる女子の組み合わせを表します。
親子関係にあるもののうち女同士の組み合わせを指す言葉ですが、父や弟など男性がいる家族関係の中であっても特に母の娘だけの関係を指す場合は「母娘」と表現します。
「母娘」の「おやこ」は「親子」と同じ意味ですが母と娘の関係に対してのみ使われる表現で、父親もしくは男子が含まれる場合は使いません。
「母娘」の言葉の使い方や使われ方
・『母娘でショッピングに出かける』
・『サイズが同じなので母娘で洋服を共有している』
・『母娘だけあって後ろ姿がそっくりだ』
まとめ
「母娘」の読み方は「おやこ」と「ははこ」の両方ですが、どちらも慣用的に認められている読み方であり正式な読み方として扱われるようになったのはつい最近のことです。
正式な文書ではあまり使わない表現なので注意してください。
