「気色」という言葉はどのような読み方が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「気色」の正しい読み方と意味について解説します。
「気色」の正しい読み方は「けしき」と「きしょく」どちら
「気色」の読み方としては「けしき」と「きしょく」が候補にあがります。
「けしき」と「きしょく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「気色」の読み方として正しいのは「けしき」と「きしょく」です。
「けしき」と「きしょく」はどちらも「気色」の読み方として正しいものであり広く使われています。
ただし、指している内容は同じではなく読み方の違いによって意味が変わります。
「気色」は複数の意味があり読み方の違いによって使い分けられているので区別が必要です。
気色」の意味
「気色」を「けしき」と読む場合、その意味は「態度や雰囲気などから感じられる気配」です。
何かはっきりと現れているわけではないが全体からなんとなく感じられる様子を表す言葉で、一般的には「外からうかがい知れる内面の動き」という意味で使われます。
どことなくおかしな様子から平静でないことを悟るなど相手のことを推測する意味で使う言葉ですが、早口になったり語調を強めたりなどかなりはっきりと態度に現れている場合も「けしき」と表現します。
「気色」を「きしょく」と読む場合、その意味は「内面の動きによって変化する顔色」です。
興奮して顔が赤くなったり恐怖で真っ青になったりなど雷神の動きが物理的な変化として顔色に表れたものを「きしょく」といいます。
「気色」の言葉の使い方や使われ方
・『気色ばんだ様子で怒鳴り散らす』
・『気色からは何を考えているのかわからない』
・『全く恐れる景色がない』
まとめ
「気色」は「けしき」と「きしょく」のどちらも正しい読み方ですが意味は異なります。
混同しないように読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。