この記事では、「氷菓子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「氷菓子」の正しい読み方は「こおりがし」と「アイスクリーム」どちら
「氷菓子」には2つの読み方があります。
1つ目は「こおりがし」で、「訓音読み」になります。
「氷」の訓読みは「こおり・ひ・こお(る)」です。
「菓」の音読みは「か」のみ、「子」の音読みは「し・す」です。
「こおりがし」は連濁が使われています。
2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
2つ目は「アイスクリーム」で、こちらは「俗語読み」になります。
「アイスクリーム」は外来語で、当て字になりますが、熟字訓の様に一般的に幅広く認められて辞書にも載っているほどではなく、ネットや小説など、その時に応じた読み方のうち、よく知られているものになります。
正しい読み方の結論
「氷菓子」は「こおりがし」「アイスクリーム」のどちらも正しい読み方です。
ただし「アイスクリーム」は俗語読みで、広く使われていても辞書には載っていません。
「氷菓子」の意味
「氷菓子」とは、「牛乳・果汁・卵・砂糖水などを凍結させた菓子」で、果汁を使ったものは「シャーベット」とも呼ばれ、こちらも「氷菓子」の漢字が当てはめられる場合もあります。
厳密には「アイスクリーム」は乳製品なのですが、日本では冷たく凍らせたものは全て「アイス」と言う習慣があるので、「氷菓子」と書いて「アイスクリーム」「シャーベット」と読むことも多いのです。
「氷菓子」の言葉の使い方や使われ方
「氷菓子」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お祭りで氷菓子(こおりがし)を食べる』
・『子供たちに氷菓子(こおりがし)を配る』
・『本日のデザートは氷菓子(アイスクリーム)になります』
まとめ
今回は「氷菓子」の読み方について紹介しました。
「氷菓子」は「こおりがし」も「アイスクリーム」も正しい読み方ですが、「アイスクリーム」は俗語読みになります。
正しく読める様に覚えておきましょう。