この記事では、「沓石」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「沓石」の正しい読み方は「くついし」と「とうせき」どちら
「沓石」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「沓」の漢字の音読みは「トウ」で、訓読みは「くつ・かさ(なる)」です。
また、「石」の漢字の音読みは「セキ・シャク・コク」で、訓読みは「いし」です。
従って、ここから二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「くついし」と読めることが分かります。
また二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「とうせき」とも、読めることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この漢字の個別の読みからは、残念ながら判断することは出来ません。
さて、「沓石」の正しい読み方は「くついし」と「とうせき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「沓石」の正しい読み方は「くついし」で、「とうせき」と読むのは間違いです。
「沓石」の意味
「沓石」とは、「礎石の上で、柱や縁の束柱??の下に据える石のこと」を意味する言葉です。
「沓石」の言葉の使い方や使われ方
・『最近の木造住宅ではコンクリートの敷石の上に材木を渡し、その上に柱を建てるのが一般的で、沓石は余り使われません』
・『沓石は最近でも、縁側を支える短い柱の下に敷かれて使われています』
・『最近の沓石は、自然石ではなく、コンクリートで造られたものが一般的です』
まとめ
「沓石」の正しい読み方は「くついし」で、「とうせき」と読むのは間違いです。
また、この「沓石」とは、「礎石の上で、柱や縁の束柱??の下に据える石のこと」を意味する言葉です。
