この記事では、「沢山」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「沢山」の正しい読み方は「たくさん」と「さわやま」どちら
「沢山」には2つの読み方があります。
1つ目は「たくさん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「さわやま」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「沢」の音読みは「たく」、訓読みは「さわ・うるお(う)・つや」、「山」の音読みは「さん・せん」、訓読みは「やま」です。
正しい読み方の結論
「沢山」の正しい読み方は「たくさん」「さわやま」で、意味は同じです。
「沢山」の意味
「沢山」のの意味は「数量の多いこと」「数量が十分でそれ以上必要ないこと」「名詞に付いて十分である様子」です。
「たくさん」の語源は、古語の「多(さは)」と、「山(やま)」を組み合わせた「さはやま」という言葉で、「数が多いこと」という意味です。
「さはやま」の「さは(さわ)」に同じ音の「沢」を当て字として用い「沢山」という語にして、音読みにしました。
「さわやま」という言葉は江戸時代に女性が使っていた言葉で、現代になるに連れて「たくさん」と読まれることが多くなりました。
「沢山」の言葉の使い方や使われ方
「沢山」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼の家には古いレコードが沢山ある』
・『彼女は推しのアイドルグッズを沢山コレクションしている』
・『うるさいお説教はもう沢山だ』
まとめ
今回は「沢山」の読み方について紹介しました。
「沢山」の正しい読み方は「たくさん」「さわやま」の2つになります。
正しく読める様に覚えておきましょう。