「法衣」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「法衣」の正しい読み方と意味について解説します。
「法衣」の正しい読み方は「ほうい」と「ほうえ」どちら
「法衣」という言葉からは「ほうい」と「ほうえ」の2つの読み方を思いつきます。
「ほうい」と「ほうえ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「法衣」の正しい読み方は「ほうい」と「ほうえ」の両方です。
「法衣」の「法」は「法律(ほうりつ)」「手法(しゅほう)」など「ほう」と読みます。
「衣」は「衣装(いしょう)」「着衣(ちゃくい)」など「い」という読み方のほか「単衣(ひとえ)」「衣紋掛(えもんかけ)」など「え」という読み方もあります。
漢字それぞれの読み方を組み合わせると「ほうい」と「ほうえ」の2つの読み方になり、どちらも正しい読み方です。
読み方は2つありますがどちらも表しているのはほぼ同じ意味合いです。
「法衣」の意味
「法衣」とは、「僧侶や尼が着用する衣服」を意味する言葉です。
仏門に入った者が着用する衣服を表す言葉で、祭礼や儀式などに着用する宗教的な意味合いを持つ衣服を指します。
本来は袈裟や禅服など仏教徒が着用する宗教的な意味を持つ正式な衣服を表す言葉ですが、仏教徒に限定することなく神父や伝道師など幅広く宗教家が着用する服を表す意味でも使われています。
「法衣」の言葉の使い方や使われ方
・『法衣を着用する』
・『法衣は人生で大切なものだ』
・『立派な法衣はとても高価である』
まとめ
「法衣」は「ほうい」と「ほうえ」どちらも正しい読み方ですが仏教の僧尼が着用する衣服を指す言葉としては「ほうえ」と読むことが多く、仏教以外の宗教も含めた僧侶が着用する衣服を指すときは「ほうい」と読むことが多いという違いがあります。
使う機会の少ない言葉ですが知識として知っておきましょう。
